決定した基本構造にもとづいて鍛造に適した形状につくられます。またこの段階で構造解析プログラムによる製品検証も可能であり、製品設計精度向上の一助となっています。
鍛造シミュレーションを用いて、成型性や歩留まり、金型寿命、欠陥発生の有無といった内容を多面的に検証。鍛造シミュレーションを効果的に活用しています。
完成した金型はすべて寸法測定を経て完成します。鍛造品質はもちろんトレーサビリティも完璧です。
金型
CADで設計した金型モデル
加工が完了した金型
両者の乖離度を色の違いで出力表示
3Dスキャナ
品質はひとつひとつの工程で造り込んでいくものとして考えています。自らの目で細心の注意をはらい品質チェックをおこないます。
製品の3Dスキャン結果をソフトウェア上で重ね合わせることで短時間で設計値との比較検証が可能です。検証結果は可視的・定量的な評価や改善点の洗い出しとして用いられ製品の高精度化に活かされています。
製品
CADで設計した金型モデル
鍛造された製品
両者の乖離度を色の違いで出力表示
3Dスキャナ
鍛造品に用いられる各種鉄、非鉄材の材料強度を測定します。
採取されたデータは鍛造品の強度評価やCAE解析の強度データとして用いられます。
引張試験機
平面曲げ疲労試験機
回転曲げ疲労試験機
シャルピー衝撃試験機
鍛造品に付帯部品が装着された完成品の強度試験機・機動的静的強度・疲労強度の測定が可能です。
当社で設計製作された鍛造製品がお客様の要求強度を満足しているかどうかを検証します。
強度試験機
落下衝撃試験機
鍛造品の硬度を測定し、鍛造や熱処理が正常に完了したかどうかを確認します。
硬度計
ロックウェル
ブリネル
ビッカース
鍛造品の金属組織をミクロやマクロレベルで観察し、鍛造や熱処理が正常に完了したかどうかを確認します。
金属組織観察機器
精密切断機
試料理込機
試料研磨機
金属顕微鏡
ツイストクランクの画像計測装置を導入し、全ての製品を高精度に測定しています。
また、蓄積した製品データを活用して安定した製品品質の維持を実現しました。
製品に関するご質問やお見積依頼などに関しましては、
以下の連絡先にご一報下さい。